●アバン
最初に本編とはあまり関係ない話になるんですが、以前、アボカドワサビの記事の時にアボカドの旬は9～11月らしいと書いたんですけど、どうやらあれは適当言ってたソースを引用してしまっていたらしく、実際は4～6月くらいの温かい時期が旬だそうです。すみません。
というわけで、今が旬まっさかりのアボカドの世界一おいしい食べ方についての記事を書いていこう思います。
●Aパート
俺は、アボカドワサビを作るのが下手でした。「いやいやアボカドワサビってアボカド切ってわさび醤油につけるだけじゃん、作り方も何もないだろ」と思うかもしれません。やってる事としては確かにアボカドを切ってわさび醤油に着けるだけです。
では皆さんはアボカドを切ったことがあるのでしょうか？俺はありませんでしたが、9年自炊を続けている自負もあり、今更野菜のカットなんかでミスる要素をはないだろと思っていたので、切り方を調べるのもめんどいしいきなり本番に臨むことにしました。
それと切るとき、そういえばアボカドの食べごろに熟れた状態の見分け方も知らないなと思いましたが、バナナはちょっと青いぐらいが美味いので多分アボカドもそうだろと半分青いくらいのタイミングを適当に選びました。
さて、俺の長年の料理の勘では、アボカドは恐らく玉ねぎみたいに先ず正中線に沿って真っ二つにするのが正解です。特に根拠はないですが、おそらくそうだと思いこみ早速切りかかりました。
が、真ん中が謎に硬いです。ただそこはパワー系の流派の自炊erだけあって、力を込めて両断しました。なんかデカい種があったけどまあ大したことなかったな！と思いつつ種を取ろうとしたのですが、種と実の境界部分が強くくっついていて全然取れない。結局周りの実ごとごっそり削り取って事なきを得ましたが、アボカドはかなりみがやわらかいのでその過程でぐちゃぐちゃのになってしまいました。（写真中央）
まあでも見た目と味は関係ないだろと思いましたが、実がまだ熟していなかったので青臭くてあまり美味くありませんでした。バナナはちょっと青いくらいが美味いですが、アボカドは熟していないと普通に美味しくないっぽいです。（でも頑張って食いました）
●Bパート
というわけで、かなり手痛い失敗をしてしまったので完熟のタイミングと切り方をネットで調べました。
先ず完熟のタイミングですが、この写真でいう右側くらいがベストらしいです。確か俺が食べた時は真ん中と右の中間くらいだったと思いますが、かなり真っ黒っぽくなるまで放置しといていいらしく、また触った感触もかなり柔らかくなってからでよかったっぽいです。
参照：https://www.avocadosfrommexico.jp/how-to/store/ripe
次にアボカドの切り方調べて思った事ですが、まずアボカドの皮って手で剥けるらしいです。俺はりんごみたいに包丁で剥いてましたが、ここはバナナと同じでスルッと向けたみたいです。そして切り方は、桃とかと同じで真ん中の硬い部分は切らずに円形に葉を入れてグポッと割り、種を後からとるのが正しかったっぽいです。
これに関しては本当に目から鱗でめちゃくちゃ感心したし、ちゃんと調べとけばよかった～とかなり後悔しました。
これらの反省を生かして後日もう一度作ってみたんですが、その時はかなりうまくいったし美味しかったですね。選んだアボカドは最初からかなり黒めのものを選んだんですが、なんかまだ硬い気がして室温で一日置いたらかなり柔らかくなってて焦りましたが、それでもかなり美味しかったので熟してないよりは熟し過ぎの方が良さそうです。
●Cパート
今回は、料理で新しい食材を扱う際は正しい知識にて調理することが大事という話でした。まあ別に食えんことはないんですが、やっぱ美味しく食べれたほうがいいに決まってるし、自分で作った料理が不味いとその後また同じものを作ろうという気持ちまで削がれてしまうので機会損失的な意味でも勿体ないような気がします。
誰しも初めて自炊をする際は、雰囲気で料理してたくさん失敗をしてきたと思います。肉と野菜を同時に炒めたり、油を敷かずに料理したり、消費期限切れた豆腐で麻婆豆腐を作ったり、パスタのゆで時間を勝手に短くしたりしてきたと思います。そのたびにネットで調べて「もうこんなのはこりごりなんな～」というのをやって来てるんですけど、慣れて自信が付いてその頃の気持ちも忘れて自炊のプロみたいな気持ちになってしまってましたね。
料理に限らず、何事もまじで基本が大事なのでめんどくさがらずちゃんと生きたいな～と１年に１００回くらい思ってるけどなかなか難しいですね。おわり
