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アニメ感想日記

CUE! 4th Party 「Forever Friends」 感想

CUE!のラストライブに参加してきました。

 

 

自分はアニメから入って、今回が最初で最後のライブになってしまいましたが、そんなオタクでも心から楽しめる最高のライブでした。はじめ開園時間が8分ほど遅れましたが、それも「Birdがギリギリまで悠希ちゃんの家の手伝いをしていたからなのかな」とか考えるだけでも楽しくて、貴重な時間でした。

 

そしていざライブが始まると、16人がきれいにフォーメーションを組んでステージ上を動きまくる!1曲目だから気合入ってるのかなと思ったら基本全曲そんな感じでしたし、そのペースで開幕5曲連続で歌い切ったので、「これは凄いライブに来てしまったな…」と嬉しくなったのを覚えています。しかも、僅かな幕間も全部チームごとのプチ朗読劇で埋められいて、この構成が没入感高いライブ体験を実現させていたと思っています。

 

そしてこの、各チームごとのプチ朗読劇というのも凄く良く、特に自分はWindとBirdが好きです。

 

Windは、絢さん「始まりは違ってもみんなで歩いた一歩目はきっとあるんじゃないか」に対して本当にうれしそうに「そうね」と返す美晴さんで俺も嬉しくなりましたし、楽しそうに跳ねるような声で演技する莉子さんや、「ラジオって別にみんなで聴くものじゃなくない?」って言ってたまほろさんが流されて最後には乗せられて一緒に聴いていたのもらしさがあって楽しかったです。その後のRadio is a Friend!への振りとしても完璧でした。

 

Birdは、"別れ"の話で珍しくしんみりしたことを言う悠希ちゃんと釣られてしんみりする千紗さんに、柚葉さんが「親の仕事で転勤続きだったけど別れの数だけ出会いがあった。だから世界中に友達がいる」とワールドワイドな価値観で明るくバランスをとっていて、その後の「メルシー♪」もかわいさ満点でした。

最後にあいりちゃんが「大事にしたい思いでもある」と、両極端に振れた話を綺麗にまとめて締めていてバランスの取れたいいチームであることを実感して嬉しくなりました。

 

それと16人全員でカレーを食べていた時の朗読で、鳴さんが丸山さんに「大丈夫、利恵はもういつでも真の姿でいられるよ」と言っているのを笑顔でうんうん頷いている凛音さんがめちゃくちゃよかったです。

 

それと、この日のライブの話をするならやはり立花日菜さんのパフォーマンスは絶対外せないと思っていて、個人的には特に「ヒカリニ染まる未来」の印象が強いです。

元々アニメ19話が好きで丸山さんのこともかなり好きなので、見やすい位置で踊っている時は目で追っていたんですが、自分は前の方のかなり端に座っていたので、センター張ってたこの曲ではあんまり見えませんでした。

それでも、そんなほぼ真横からの視点でも目立つくらい振りがキレて躍動していて、気になってディスプレイを見たらめちゃくちゃ表情作るのも上手くて、「こんなすごい人居るんだ!」って感動しました。

このライブのキャストは基本全員アニメキャラとして認識して見ていましたが、立花さんだけはキャストとしての存在感も凄い強かったですね。

 

 

そして終盤ですが、カレイドスコープでしんみりしてる所にRoad to Foreverが飛んできて、てっきりアンコールで来ると思ってたのでここで来たのはかなり驚きました。とは言え、困惑したりしんみりしてる暇もないくらい楽しい曲で、"タンタラタッタッタ~"はペンライト放り捨てて全力クラップしてました。

 

そしてForever Friedns(1回目)、アニメでAiRBLUEの大きな節目に披露された曲で、振付もほとんど見れていたので楽しみにしました。ですが一部不安もあって、「サビのハイタッチ振りの時端の人はハイタッチする人居ない時あって寂しそう」というのがずっと気になってました。

その日自分の席から一番近い端の人は宮路まほろさんだったんですが、なんとサビで観客席に向かってハイタッチをしてくれたんですよね。俺はおそらく、多分、いや間違いなく1回以上は目もあった気がする……いや目が合ったので、実質宮路まほろさんとのハイタッチをしたという事になります。

 

………与太はここまでにするとしても、多分一人で配信見てるだけだと気づけなかったと思うので、こういうのは本当に現地ならではだよなという嬉しさがありましたね。

 

ゆめだより、しんみりかと思いきやみんな凄く良い笑顔で歌っていて、莉子さんがまほろさんに抱き着いて笑顔で笑い合ってる所は本当にすごかったです。ここでペンライトの色をピンクとオレンジに変えました。ただ、実は幻覚だったんじゃ…という不安もあったんですが、ここは配信でもガッツリ抜かれていたので、どうやら現実だったらしいです。

 

未来キャンパス、歌詞のすべてが心に染み渡りました。

 

 

アンコールを経て、Himmel曲を4本。

アンコールはRoad to Foreverをやるものと思っていたしAiRBLUE名義の曲は多分歌い切ったよな…と思っていたので完全に虚を突かれました。全部よかったですが特にトリのChun×4さんのイロドリハートが印象的で、Himmel組座長グループとして歌い上げる姿が本当に立派でした。

彼女らはこうして声でみんなの記憶に存在を刻んでいくんだよな……

 

 

Forever Friends(2回目)、1回目とは全く違った曲に聞こえました。センチなメロディの中の、それ以上の明るさも際立っていて、それはAiRBLUEが全部笑顔で歌い切ってくれたことも大きいと思います。

悲しいけれど悲しいだけじゃなくて、終わりだけど終わりじゃない、このライブのメッセージを伝えるには熱い感情は内に秘めつつもそれを歌できちんと表現する必要があって、その点で最後のForever Friendsを泣かずに歌い切ったのは本当に素晴らしかったと思います。

https://twitter.com/shinya_YRYR/status/1593869295561641984?s=20&t=h1pXFixtOdWfHbqGn6uf0w

 

 

●最後に

今回のライブの一番良かった所について考えた時、ステージ上でキャストが自我を出さなかったところだと思っていて、アフタートークを聞いてそれをより顕著に感じました。

 

よくある、キャストの想いをライブラストで語るあれが悪いとは思わないし自分も全然好きですが今回に限っては、それをするとアニメ(ゲーム)の世界観は崩れちゃうし、ライブも全く別物の体験になっていたと思います。

実際、自分がこうしてレポのほとんどをキャスト名じゃなくキャラ名で語っているのも、あの日ステージ上にいたのが紛れもなくAiRBLUEの16人だったと思っているからです。

また、今回のセトリはアニメ1~24話の話をなぞるような構成になっていたらしく、アンコールでも最終話ラストの語りを入れて終わっていたり、アニメ新規の存在も大事にしてくれてるのが肌で感じられました。

 

とはいえ、アフタートークというライブと切り離された場でキャストの熱い想いがたくさん聞けたのも凄く良くて、キャスト16人がAiRBLUEと積み重ねてきた4年間があって、最後は何をしても積み重ねてきた時間を感じてしまって泣けてくるというような話を聞けたのは本当に良かったです。

16人じゃなくて32人で、としきりに言っていたのも印象深いです。

CUE!のキャラにとってはラストライブじゃないから4thと名前を付けて、「また明日」で終わったのもそうですもんね。

内山さんは、最後に泣きそうになりながらも、これまで周りに支えられてきた感謝を述べて言って、「でも終わりじゃないと思ってます」と言って締める時はまた声に力が戻っていて、座長としての力強さを感じました。

12/7に、内山さんがラジオで1時間お話しするらしいので、こちらも逃さず聞きたいと思います。

 

https://twitter.com/cue_staff/status/1592789687034605568?s=46&t=oHoswezFS7tOwrcPxeGsTw

 

本当に最高のライブでした。

 

 

サンCUE!

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